今は車種に関係なくクリーンディーゼル車は燃費も良く、走りに関してもトルクがあり、ディーゼルと言ってもガソリン車と間違うくらい静粛性も向上し、とても人気があります。
今回は営業車のBMW523dツーリングのチェックランプ点灯で、その原因がディーゼルの煤煙量の異常だった為、DPF本体をクリーニングしました。使用するのはドイツのケミカルメーカーLIQUIMOLのDPFクリーナーです。因みにディーラーに修理依頼をするとDPF交換と言われます。それ以外に方法はないとの事。その金額は約50万円程です。
LIQUIMOLのDPFクリーナーキット
クリーンディーゼル車は性能も性能も良く、排ガスも少ない素晴らしい車なのですが、その分DPFに負担がかかりやすく目詰まりを起こし、様々な故障の原因につながります。今回は異常が出てからの施工なので、成果ははどんなものか...😅
センサーを取り外し、ここからDPF本体内部へ専用器具を挿入し高圧洗浄します。
取り外したセンサーは煤で真っ黒です。
DPF本体内部に溜まった煤をケミカル剤で溶かして洗い流します。洗浄が終わったらゆっくり時間をかけて走行し、DPF内部を燃焼させて白煙がなくなれば作業完了です。
結果は明らかでした。
施工前の煤の量です。かなり溜まっています。
施工後は殆ど汚れがない、クリーンな状態になりました。
施工後はチェックランプも消え、異常なく調子よく走ってくれています。調子が悪くなってからではなく、予防のためにDPF洗浄をお勧めいたします。